電解水とは
電解水は、除菌効果のある「酸性電解水」と洗浄効果のある「アルカリ性電解水」があります。
電解水は、除菌効果のある「酸性電解水」と洗浄効果のある「アルカリ性電解水」があります。
0.2%以下の薄い塩水を隔膜を介して電気分解すると、陽極側に殺菌力のある次亜塩素酸を主成分とした「強酸性電解水」が、陰極側に洗浄力のある水酸化ナトリウムを主成分とする「強アルカリ性電解水」が同時生成します。
原料は「水」と「塩」なので、安全かつ安価に作ることができます。
「強酸性電解水」は「次亜塩素酸水」という名称で食品添加物(殺菌料)や特定防除資材に指定されているほか、医療分野においては、装置の個別申請により手指消毒や内視鏡消毒として医療機器認可を取得している装置もあります。
強電解水は、陽極と陰極を仕切る隔膜を介する二室型電解槽で作られます。
食品添加物(殺菌料)に認められており、食材や食品の殺菌洗浄を始め、調理器具の除菌、厨房全体の衛生管理に安心してお使いいただけます。また、「特定防除資材」にも認められており、農薬の代替としても使用可能です。
使用濃度で生成するので、面倒で時間のかかる希釈作業や煩わしい濃度調整はいりません。
殺菌スピードが速いので、短時間で処理ができ、作業も素早く行えます。
殺菌効果の主体である次亜塩素酸は有機物と素早く反応し、残留性のほとんどない水になりますので、環境汚染の不安がありません。また、万一、誤飲しても、身体をまるごと洗っても健康被害の心配がほとんどありません。耐性菌も出現せず、手荒れしにくいのも大きな特長です。
残留性が低いので食品に塩素臭がほとんど残りません。従って、すすぎも短時間で済みます。
約0.7円(強酸性電解水1ℓと強アルカリ性電解水1ℓの合計2ℓの生成コスト)
(※算出基準 水道水:200円/㎥、電気料金:20円/kWh、塩代:500円/5kg)
次亜塩素酸(HClO)の殺菌メカニズムはいろいろな機関で研究されており、現在、以下の説があります。細菌の細胞膜に浸透し、細胞に不可欠な呼吸系酵素を破壊することで、細胞の同化作用を停止させる。
細菌の細胞組織のタンパク質やアミノ酸に作用して、その化学的性質を変質させたり、分解したりする。他の殺菌剤では、このように細胞膜に浸透して効果を上げるものはありません。このため、強酸性電解水は耐性菌をつくりにくいと言われています。
水と塩からつくる電解水は安心・安全。 タンパク質や油脂を分解する洗浄効果をもつ「アルカリ性電解水」と、菌やウィルスに対して効果がある酸性電解水があります。「弱酸性電解水」は、食器や調理器具の洗浄、除菌や清掃、洗濯など衣食住にかかわるあらゆるところで活用されています。
一般的に除菌など衛生管理に使われている次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)ですが、酸性電解水(次亜塩素酸水)と比べると安全面や使い勝手に大きな違いがあります。
酸性電解水に含まれる次亜塩素酸(HClO)は低い濃度でも高い除菌力が確認されています。
次亜塩素酸イオン(ClO-)に比べ80~100倍の殺菌力があると言われています。
食品分野に於いて酸性電解水は、食品添加物殺菌料の指定をうけています。従来の塩素剤に替わる安全な食品の殺菌剤として急速に、惣菜や水産加工品などの食品工場を中心に導入が進んでいます。
「微酸性電解水」は、塩素系殺菌料※としての有効成分である次亜塩素酸を電気分解で作り出し、一定した低い塩素濃度と微酸性に調整した「水」です。微酸性電解水は、安全でどこでもだれでも使いやすく、対象物の汚れを落とした後にすすぎ水感覚でご使用いただけます。
※塩素系殺菌料:食品添加物の塩素系殺菌料
食材に安心してご使用いただけます。※
■「微酸性次亜塩素酸水」の規格範囲
※2002年 官報 第3378号 ※2012年 官報 号外 第96号
■水中塩素の平衡図
※上図の縦軸:塩素分子の水中存在比率
次亜塩素酸ナトリウム溶液(食品添加物)は、次亜塩素酸比率が5%程度のため、殺菌効果を上げるためには
200ppmなどの高い濃度が必要となり、塩素臭や残留の考慮が必要となる場合があります。
「微酸性電解水」は、ニオイが少なく肌にやさしい、たくさんの人が気軽に使えます。
■「微酸性次亜塩素酸水」の規格範囲
※ニオイや肌への使用感は個人差があります。
食中毒菌全般(O157やサルモネラ、黄色ブドウ球菌)のほか、ノロウイルスや細菌の芽胞にも効果があり、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム溶液(食品添加物)※と比較し有効です。 ※室温で試験した場合
※「ピュアスター生成水」は当社取扱商品の一つです。
大腸菌O157、リステリア、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、サルモネラ:試験依頼先 財団法人日本食品分析センター 試験成績書発行年月日 平成14年10月17日 試験成績書発行番号 第102071681-001号
大腸菌 Eschericia coli 、乳酸菌 Lactobacillus acidophilus、クロカビ Cladosporium sp.、アオカビPenicillium sp.:森永調べ
サッカロマイセスSaccharomyces sake KF26、カンジダ Candida albicans KF1、
芽胞形成菌 Bacillus brevis(spore)、Bacillus cereus JCM2152(spore)
岡本公彰他、「微酸性電解水の抗微生物効果」防菌防黴、Vol.34,No.1 pp3~10,2006
芽胞形成菌 Bacillus coagulans(spore)、Bacillus licheniformis(spore)、Bacillus stearothermophilus(spore):中山素一他、「微酸性次亜塩素酸水のBacillus 属細菌芽胞及び乳酸球菌に対する効果と特性」 防菌防黴、Vol.31,No.8,pp421~425、2003
ノロウイルス代替ネコカリシウイルス:平成21年度 第36回日本防菌防黴学会年次大会講演要旨
薄い塩水を電気分解して作られる次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする弱アルカリ性で低濃度の殺菌性電解水です。一般的には「電解次亜水」と呼ばれていますが、当社取扱の商品は、「バクテリア(Bacteria)」が「コロン(CROON)」と死ぬということから「ビーコロン(B.CROON)」という名称を付けています。原料は「水」と「塩」なので、安価かつ、安全に作ることができます。また、ビーコロン水は、食品添加物(殺菌料)に認められていますので食材や食品の殺菌洗浄を始め、厨房全体の衛生管理に安心して使用できます。
水と塩からつくる電解水は安心・安全。当社取扱商品は、
除菌が出来る「弱酸性電解水」とタンパク質や油脂を分解(乳化)する洗浄効果をもつ「アルカリ性電解水」が生成出来ます。
洗浄力の「アルカリ性電解水」。
除菌力の「酸性電解水」の両方を生成できるため、二つの電解水のチカラが、細菌を除去した真の「清潔」を実現します。
電解水の生成に特別な原料は必要ありません。必要なのは「水」と「塩」と「電気」だけ。 水道水に含まれているカルキや有機塩素化合物、チリ、ゴミ等を軟水器とフィルターを通して徹底的に除去。 この水と塩水を電気分解することにより、「アルカリ性電解水」と「酸性電解水」が生成されます。
マイナス(-)の電極側から洗浄力の高い約pH10.5以上のアルカリ性電解水と、プラス(+)の電極側から除菌力の高い約pH3.0~5.0(有効塩素濃度20~60mg/kg)の酸性電解水が生成されます。
菌が汚れの中に潜んでいる場合、通常の除菌剤だけでは菌を覆っている汚れにガードされてしまい、充分な除菌効果を発揮することができません。そこで、洗浄力&除菌力、W効果の「電解水」。まず「アルカリ性電解水」で、細菌の温床や臭いの元となるたんぱく質・油脂汚れを分離分解。「酸性電解水」で菌を除去します。